マイナスなストレス解消法

ストレス解消法として飲酒、大食い、タバコ、コーヒーの飲みすぎなどはお勧めできません。
これらに共通するのはアルコール、ニコチン、カフェインなどの脳に直接働きかける薬物による気分転換になっています。そしてこれらは常習性かありますので依存症という危険性があります。

これらの効果で一時的にはストレス解消を図れますが、ストレスの根本を直接解決しません。
長期化した場合、大食いは生活習慣病などの素因に、タバコは発ガン、心疾患、飲酒はアルコール中毒、コーヒーは睡眠障害など体を害する原因になってしまいます。

アルコールの功罪

アルコールの即効性のある効用としは中枢神経の抑制作用があります。

ほろ酔い状態
大脳皮質という理性をつかさどる部分が抑制され、感情や本能が解き放たれてリラックスします。多幸感や悩みやいやな気分を忘れるのといった状態になります。
泥酔状態
大脳辺縁系、小脳、脳幹と言った部分が麻痺し、生体機能に支障がでてきます。ろれつが回らない、千鳥足になる、泥酔する、昏睡と進み、なくなる場合もあります。

また、中長期的な効果として全く飲酒しない人よりも適量を飲酒する人の死亡率が低く、逆に摂取量が多い人では死亡率が上昇するという研究発表があります。

これは適量の飲酒によるストレス発散などの効用や虚血性心疾患(心筋梗塞、狭心症など)に対する予防効果などが原因と考えられています。

しかし、過度な飲酒は死亡率を大幅に上昇させるという研究発表があります。
アルコール性肝炎、糖尿病・高血圧・ガン・膵炎・食道静脈瘤・胃腸障害など多種多様な病気の原因にもなります。

アルコール依存症について

基本的に薬物による依存症なので本人の意志の強さや性格等は関係なくある一定のアルコールを長期にわたって継続的に摂取することによって誰でもなります。
最近では医学的見地から精神疾患の一つとして考えられています。

お酒がなければイライラするなど精神依存の場合や、アルコールが体内から消えていく手の震えを感じるなど身体依存の場合とがあります。

自分や家族、知人がアルコール依存症ではないかと考えたら、下記の自己診断に挑戦してみてください。
アルコール依存症チェック

ニコチンの功罪

ニコチンの効果には覚醒(興奮)効果と鎮静という相対するの2つの作用があります。
ニコチンの作用で頭がスッキリしたりリラックスしたりする効果が現れたりします。
少量で興奮作用。大量で鎮静作用が現れるそうです。

ニコチンは自律神経を刺激して血管を収縮させます。
体温温度が下がるほか、せきやたん、動悸、息切れ、頭痛、食欲不振、吐き気や嘔吐を引き起こします。

ニコチンは依存性の高い薬物でニコチン依存になりやすいです。
吸わないでいるとニコチン離脱症状では怒り、集中力低下なども出て来ます。

またタバコに含まれるターとは一般に「やに」と呼ばれている物質で、喉頭ガンや肺ガンなどのガン、気管支炎、脳血栓や脳梗塞、胃・十二指腸潰瘍、動脈硬化、肺気腫などの原因になります。
タールの中には発ガン物質が60種類以上も含まれています。

タバコは吸ってる人だけでもなく回りの吸わないで煙りを吸ってる人、受動喫煙者を発生させ、喫煙者同様の発ガンリスクにさらすことにもなり、近年の禁煙ブームにつながっています。

カフェインの功罪

覚醒作用、眠気防止、倦怠感の軽減、興奮作用など精神面に影響を与えます。
また疲労感の減退や心筋興奮作用、利尿作用、胃酸分泌といった肉体面への影響があります。

カフェインの過剰な摂取は身体の機能が活発になり過ぎて、心悸亢進、 不整脈を招いたり、胃腸を刺激し胃潰瘍の発生や覚醒効果によって不眠症に陥る人もいるそうです。
カフェインに強い依存性はありませんが、軽度の習慣性があります。